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余白に宿る精度【松阪木綿】
― 御絲織物株式会社を訪ねて ― 三重県松阪市。松坂木綿の産地に、時を織り続ける工場があります。 御絲織物株式会社。 工場に響くのは、国内でも数少ない小幅のシャトル織機の音。 高速で大量に織る現代の機械とは異なり、ゆっくりと往復する杼(ひ)が、一本一本の糸を確かに打ち込んでいきます。 効率よりも、風合いを。速度よりも、質感を。 その選択自体が、ものづくりへの姿勢を物語っています。 小幅で織られた生地は、端に“耳”が残ります。それは、織物としての誇りであり、大量生産では得られない表情です。 さらに工場内では、藍のかせ染めも行われています。 糸束を藍に浸し、空気に触れさせ、時間を重ねながら色を深めていく。 その工程は静かですが、決して緩やかではありません。 一瞬の判断、わずかな温度差、染まり具合の見極め。 すべてが、経験と集中力の積み重ねです。 御絲織物株式会社は、松坂木綿の伝統を受け継ぎながら、伊勢神宮への奉納も行っています。 御絲織物株式会社 私たちレイズラボは、「デザインを形にする」ことを使命にしています。 しかしその前提にあるのは、確かな素材
raiselab
2 日前読了時間: 3分
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