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Tシャツのお話-形編

みなさんこんにちは。RaiseLab(レイズラボ)の近藤です。

今回も特集中のTシャツのお話-形編と題しまして、Tシャツの形の違い等をお話させて頂きます。

まずは、Tシャツのネック(首周り)デザインの違いを見ていきたいと思います。

Tシャツのネックには様々なデザインがあります。ここでは代表的なデザインを紹介致します。

・クルーネック

もっとも代表的なTシャツの形です。丸首Tシャツなどとも言います。

・Vネック

文字通りネックの形がVになったTシャツ。元はYシャツの首元からTシャツが見えない様にデザインしたのが始まり。

・Uネック

文字通りネックがUの形になったTシャツ。クルーよりも首刳りが深く、Vネック同様にYシャツの首元からTシャツが見えない様にデザインしたのが始まり。

・ヘンリーネック

クルーネックの中心に開きがあり、釦などで止める仕様になっているTシャツ。イギリスのヘンリーという地域で開催されるボートレース参加する選手が着ていたのが名前の由来。

・ボートネック

ボートの船底の形をしたネックのTシャツ。スペインのバスク地方の船乗り達が着用していたTシャツ。

今回あげたのは5つだけですが、ハイネックやタートル、スキッパー等まだまだネックの形はあります。形には歴史や意味があったりすることが多いので、デザインだけではなく、背景まで調べると、物作りがいっそう楽しくなります。

次に付けの形です。

・セットインスリーブ

セットインはもっともベーシックな袖付けの方法です。身頃と袖が分離していて、アームホールによって縫合されている形です。袖を下ろしたときに、脇下にシワが出来にくく、すっきりきり見えます。

・ラグランスリーブ

ラグランは肩と袖が一続きになっていて、身頃は胸あたりから斜めに脇下にほぼ直線で切り替えられた形。腕や肩周りが動かしやすく、袖通しもしやすいのが特徴です。昔、戦争で右腕を失ったラグラン男爵が、負傷者のために袖通しが良い衣服をと考えられたと言われています。

・フリーダムスリーブ

ラグラン同様に肩と袖が一体になっている形ですが、最大の特徴は切り返せんがS字に曲がり身頃が脇下よりも袖側に食い込んでいます。1940年代頃のスウェットによく見られ、腕を自由に動かすことが容易なので、現在の野球のユニフォームもこの形が多いです。

たかがTシャツ、されどTシャツ。

一口でTシャツといっても様々な形が有り、それぞれに歴史と意味があります。

使用用途に合わせるのも、歴史観をデザインに入れるのも、作る人次第です。

RaiseLab(レイズラボ)では全てのデザインに対応した物作りが出来ます。

是非お気軽にお問い合わせ下さい。

ブランド立ち上げ,アパレルOEMのご相談はRaiseLabへ。

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